地域支援体制加算

新年度の調剤報酬改定の情報が出始めて、基準調剤加算に代わって登場する地域支援体制加算の案が発表された。

・夜間休日等対応
・重複投薬・相互作用等防止加算
・服用薬剤調整支援料(新設のため恐らく猶予期間あり)
・単一建物診療患者が1人の場合の在宅薬剤管理(夫婦2人の同時在宅とかも除外されるのは理不尽だな…)
・服薬情報提供料
・麻薬指導管理加算
・かかりつけ薬剤師指導料
・外来服薬支援料

店舗の所属薬剤師1人あたりで上記を○件以上という実績があることが要件になるよう。
ただし、大規模チェーン店かそうでないかで調剤基本料が分かれて、チェーンじゃない場合は上記要件を適用しないという但し書きがあり、ここに近年のチェーンバッシングも反映されていますが、正直この但し書きはいかがなものかと思う。
正直厳しい要件であるとは思うけれど、上記に挙げられていることは確かに地域支援であり、薬剤師に求められている活動なのだと思う。
個人開業、あるいは小規模チェーンだからといって上記ができなくても「地域支援体制」加算が算定できるというのはおかしいでしょう?
地域支援できていないのならその薬局が個人開業だろうがなんだろうがそうした点数は辞退して当然だと思う。
こんな風に同じ薬局薬剤師同士でチェーンだの個人だので内輪もめしているから日医と渡り合えないと思うんだよね。
やっぱり次回改訂の際にはNPhaなりJACDSなりにもっと頑張ってもらえることを期待するしかないな。