卒後講座3

M城大学卒後講座3回目。
1コマ目は「薬剤師が知っておくべき眼科疾患と最新治療」
緑内障や糖尿病網膜症、抗VEGF薬などについて。


緑内障とは眼圧が高い病気ではなくて、視神経が眼圧に耐えられなくなる病気だという表現がものすごくしっくりきた。
だから(いわゆる)正常眼圧緑内障でも更なる降圧が治療有効性を示すわけだ。


また、閉塞隅角緑内障のリスク因子として眼圧は関係なく、隅角の広さのみが問題というのも納得。
白内障手術後は閉塞隅角はあり得ないというのも、抗コリン薬を出す時の安心感が増した。


2コマ目は「地域包括ケアの中で期待される薬剤師の役割」
厚生労働省薬剤管理官の方の講演だったんだけど、この方マジでぶっちゃけた話し方するのね。
文書で読むとお役人調でいらつくけど、生で話を聞くと面白い。
これってすごいことだな。
自社における施設への介入効果を見える化したり、病院薬剤師の病棟業務や米国のCDTMからCKPして業務改善できないか、学生実習が終わって時間ができたら考えてみよう。