はたらく魔王さま! 2

今年79冊目。

はたらく魔王さま!〈2〉 (電撃文庫)

はたらく魔王さま!〈2〉 (電撃文庫)

「この店では、私が憲法だ!!」
法律ではなく、憲法。真奥は眩暈がしてきた。
「タダ働きならいい方だ。私の同期にはライバルとの競合に敗れた末、トリニダード・トバゴに飛ばされた者もいる。英語は通じるから元気にやっているようだがな」
「そういう問題じゃない気がするんですけど……」
「とにかくっ!私は君を時間帯責任者として任命した!一週間、命を懸けて店を守り、センタの忌々しい新規店舗を打ち負かせ!敗北は死を意味するぞ!」
(p.28)

木崎店長怖すぎ。

「黙れこの変態がっ!」
ののしりながら三白眼で真奥を睨む木崎。堕天の邪眼すら三舎を避けそうなその眼光の鋭さに、真奥のみならず恵美も鈴乃も生唾を飲み込んだ。
「まーくん……我々はこんなバカが率いる店に集客人数で敗北を喫したのか」
「あ……いや、その、あの」
「これは……従業員一同、アンティグア・バーブーダあたりに左遷されても文句は言えない」
「もうどこにある国だか分かりませんよ!」
(p.349)

最恐ですわw