鉄の骨 ★★★★☆

今年45冊目。

ろくな経営努力もしないで、政治家を動かして談合に逃げる。はっきりいって迷惑ですよ。そんなことをしているから建設業界が腐っていくんじゃないですか(p.482)

大規模公共事業を巡る談合絡みのお話。
640ページもある分厚い文庫本だけど、さすがの池井戸さんなので苦もなく一気に読み終わった。
でも「空飛ぶロケット」よりは「不祥事」に近い雰囲気でスッキリ感は控えめです。その方がリアルと言えばリアルだけどね。