とっても不幸な幸運  ★★★☆☆

今年13冊目。

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世界好き店長のいる酒場。クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿…。いったいどんな意味が?そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジーミステリー。(「BOOK」データベースより)

物語の展開そのものは先が読めちゃうんだけど、畠中さんワールドが展開されていて酒場の居心地の良さっていうのがすごくよく伝わってくる。
みんな酒場が好きなんだなー。