この本がすごい2014 by俺

例年通り去年読んだ本から何冊か選んでみるよ。

  • 漫画編

1:3月のライオン

これはもう最新刊のラスト、これだけで今年1番の衝撃。
やーKY最強。やっぱり人間大事な一歩を踏み出す時は勢いが大事だよね!
頑張れ零ちゃん。


2:GIANT KILLING

GIANT KILLING(33) (モーニング KC)

GIANT KILLING(33) (モーニング KC)

30巻の達海の現役引退宣言のくだりは読み返しても号泣!
選手全員に衝撃を与えたこの事件を受けての名古屋戦劇的大逆転勝利で33巻が終わってるので、次巻以降どんな話になるのか期待大で待ってます。


3:たまご絵日記

2014年も育児エッセイコミックにいくつか手を出して、一番面白かったのがこれ。
2013年のテンパリストがネタまみれで面白かったのにたいして、こちらは徹底的にあるあるネタ
ほんとに子どもって何してくるか分からなくて面白いよね。


次点:

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)

マギ 21 (少年サンデーコミックス)

マギ 21 (少年サンデーコミックス)

ロト紋がいよいよ話が動き出して熱くなってまいりました。
マギは21巻でのアリババの扱いがひどすぎてワロス
百姓貴族はリアル銀の匙で、ワロス言ってはいけないのだけど面白い。

  • 活字編

1:マルドゥックスクランブル

2014年の1番はダントツでこれ。
特にブラックジャックのシーンでは読んでいるこちらまで息をひそめないといけないくらいの緊迫感に満ち溢れていて、完全にバロットのリズムで読まされてしまうほど。
2014年と言わず、これまで読んできた中でも一番だったのではないかな。


2:武士道セブンティー

武士道セブンティーン (文春文庫)

武士道セブンティーン (文春文庫)

予想外に度肝を抜かれたマルドゥックとは対照的に、期待通り抜群に面白かったのはこちら。
相変わらず二人のヒロインは対照的なんだけど、根本の部分が似ていて、それぞれが周囲の環境とのズレと闘う中でお互いを心の支えにしているところとか、正統派青春小説だよなー。
明日から俺も頑張ろうって思わせてくれるのは一作目と共通。


3:書店ガール

書店ガール (PHP文芸文庫)

書店ガール (PHP文芸文庫)

こちらは社会人版武士道セブンティーン。
舞台設定が社会人になったので、よりストレートに響きます。
対称的なんだけど似た者同士の二人がそれぞれなりに頑張って結果を出していく流れは武士道と同じ。
やっぱりこちらも「俺も頑張ろう」って思える作品です。


4:オタクの息子に悩んでます

オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)

オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)

お悩み相談にちょっと風変わりな返答を寄せているのを単純に読んでも面白いし、まじめにカウンセリングのテキストとして読んでも有用。


5:神去りなあなあ

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

最初から最後までストレートですっきり爽やか。
こういうのは読んでて単純に気持ちいい。


次点:

ガンコロリン

ガンコロリン

図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)

図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

この辺は好きな作家さんなので自然と入ってきます。
ガンコロリンは健康推進プランの話が好き。
内乱は王子様の正体がわかって「ああああああああああああああ」ってなったところで爆笑。
彼女はラストに涙。