久しぶりに英語を読んでみる

明日の自店での勉強会*1が講師当番なんだが、何も手がついていなかった。
Web上で某Dr.先生が「妊婦へのメトクロプラミド投与の安全性」に関する論文*2を取り上げていたので、我が家的にもタイムリーなその論文を取り上げてみることにした。
ただその論文読んで「プリンペランには催奇形性はなさそうですよー」だけではアレなので、日本産婦人科ガイドラインによるつわりへの対処法も引っ張ってきて「こういうエビデンスがあるけど、目の前につわってる患者がいるとして、どういう治療選択ができるか一緒に考えてみよう」というお題にしてみた。
食事を少量頻回にするということであればその食事指導を行って経過観察になるし、VB6投与を選択するのならサプリメントを販売することになるし、プリンペランや抗Hisを使うということであれば受診勧奨になる。
いわゆるEBMの実践ということになるんだけど、せっかく取り得る選択肢がたくさんある業態に勤務してるんだから、こういう力を伸ばしていけるといいなぁ。

*1:ゼミみたいなもん。お題はマジでフリー。

*2:JAMA.2013;310(15):1601-1611