英雄の書

今年41・45冊目。

英雄の書(上) (新潮文庫)

英雄の書(上) (新潮文庫)

英雄の書(下) (新潮文庫)

英雄の書(下) (新潮文庫)

あるいは正義。あるいは勝利。あるいは征服。あるいは成功。
己の行く道の先に、他の者の目には見えない幻の道を描いて、突き進もうとする。
それが、物語を生きようとする罪。
(下p.357)

うまーくまとめたなーという印象。
ゲーム好きの宮部さんらしく、これはこのままRPGにできそうなお話。
世界観もどこまででも拡げられそうだし続編も作れますよ、的な。
…なんてことを言っていたら、ほんとについ最近、先月まで続編「悲嘆の門」がサンデー毎日で連載されてたそうな。
今度はユーリは出てこない、主役交代だそうですわ。
また文庫化されたら読んでみよう。