五寸釘寅吉の生涯

今年27冊目。

三重監獄を皮切りに脱獄すること6回 脱獄王の異名をとり世間を騒がした寅吉 最後の収監地 網走で 罪を悔い改め出所?…

博物館網走監獄限定書籍だそうで。
秋田の監獄を脱獄して故郷の三重へ向かう途中、板付きの五寸釘を踏み抜いた足でそのまま12kmも逃げまくったという伝説から五寸釘寅吉の異名をとった脱獄王に関する逸話をあれこれ紹介した本。
無痛症だったとか忍者の末裔だったとか真偽が怪しい話から当時の北海道の新聞に載った逸話まで紹介されてますが、とりあえず共通しているのは寅吉がカリスマを持っていて囚人たちの間で絶大な信頼を寄せられていたことですかね。
今後の監獄にもこういう人って出てくるんだろうか…