感動する!数学
今年9冊目。
- 作者: 桜井進
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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対数発見物語とか友愛数と素数の話とか黄金比の話とか。
将来たまおに聞かれた時のために覚えておこうと思ったのは「マイナス×マイナス」が「プラス」になる理由。
とりあえず一つ一つの話がすごく短いので読む分には簡単に読めて数学アレルギーのある人でも大丈夫なんだけど、その分端折りすぎてるので内容がすごく浅い。
そんな中でも「おぉっ」と思ったのは、どこでもドアの基礎として光子をテレポーテーションさせることに成功しているという話と、πの小数点以下の部分にどんな有限数列も含まれている(=πは万能数である)という話。
感動するかどうかは置いておいて、桜井さんが一人でも多くの人に数学に興味を持ってもらおうと思って書いた本だなぁということは分かる一冊。
どちらかと言えばあんまり数学好きじゃない人向け。