薬局12月号
薬関係36冊目。
- 出版社/メーカー: 南山堂
- 発売日: 2013/11/30
- メディア: 雑誌
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今月号はマニアックかつ実用的で、大変面白かったです。
ビバ、専門誌!のど真ん中でしたね。
湿布薬なんかも経皮吸収型製剤と言えなくはないと思うんだけど、それらは除外。
数年前まではホクナリンテープと狭心症予防剤、禁煙パッチ、エストラダームくらいしかなかったと思うんだけど、フェンタニルパッチあたりから続々出てきて今では過活動膀胱、パーキンソン、アルツハイマー、高血圧なんかにも経皮吸収型製剤が販売されておるわけですね。
経皮吸収型製剤として注意すべきことはいずれも共通で、初回通過効果を回避することによる薬効や副作用の変化、血中濃度を変動させる要因となる貼付面積や体表温度の変動、経口から経皮へと吸収過程が変わることによる血中濃度推移の変動、経皮投与による独特の副作用(=主に皮膚炎)、AED・MRI施行時の注意点等々。
他にもGE変更による基剤変更の影響や、今後出てくる新世代の経皮吸収型製剤の話題など、現場で働く薬剤師さんなら一度読んでみると面白いと思います。