ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 外伝弐 黒神の大祭典編
今年72冊目。
ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 外伝〈2〉黒神の大祭典編
- 作者: 柳内たくみ,Daisuke Izuka
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2013/07/01
- メディア: 単行本
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今回はロゥリィの過去話とボーゼスの結婚式を舞台にした現在のお話の同時進行なんだけど、現在の方がずーっとお祭り騒ぎなので今までよりも軽いノリが多くて面白かった。
「倉田三曹。味見してみろ」
「はい。どれどれ……」
倉田は指先で黒いどろっとした液体を掬って舐めてみた。
「すっ……酸っぱい!しかも焦げの味が!くわああああああああ。喉が焼ける」
「久居三佐。少しビネガーが強過ぎたみたいですね」
「よし茂原、もう少し香辛料を増やしてみろ。火は弱めにしてその分長く煮込むぞ」
屋台で食べ物を売るにしても、この特地で入手出来るものを材料にするという条件があったため、様々な食材が各地からかき集められ、それを用いたB級グルメ試食会があちこちで始まっていた。(p.135-136)