日経DI9月号

nohmin2013-09-22

薬関係28冊目。
特集は「糖尿病治療薬まる分かり」
他の分野と比べて糖尿病治療薬の変化の激しさは図抜けているんじゃなかろうか。
おいらが893になったころはSU剤まんせーでアマリールアマリールオイグルコンオイグルコン、効果不十分だからアクトスとかメデットを追加しようって感じだったのに、今やジャヌビアジャヌビアエクアジャヌビア、猫も杓子もDPP、SUなんて連用したらβ細胞やられちゃうYO!ってな具合。
7種類もDPP出ててもうお腹いっぱいだって言うのに、来年にはSGLT2阻害薬などという新作用機序の薬が出てきて、それも年内に6種類も発売される予定だとかΣ(゚□゚;)!!
各社で同じような薬出すのなんとかしてくれよ(´Д`;)
さらにはインスリン自己注射も改良が進んでいるし、GPR40作動薬なんていうお薬も開発が進行中とのことで、DM治療薬の進歩は止まらないみたいです。
年末には新しい肥満症治療薬も出るとのことで、そうした市場がいかに大きいかということの裏返しですな。


DIクイズの1問目、整腸剤で乳酸産生が進んだ結果腸内pHが下がってイリノテカンの薬効を左右するってのはどうなんだろ。エビデンスあるのかなぁ?なんて思って検索してみたら、出るわ出るわ、あちこちで言われてることなのね。認識不足でした。