心の処方箋

今年49冊目。

こころの処方箋 (新潮文庫)

こころの処方箋 (新潮文庫)

心理療法家の先生が連載されていたコラムに書き下ろしを加えた一冊。
本人があとがきで書かれているように、書いてあることは「常識」なのだが、改めて文章にして書かれると妙に「フム、フム」と納得させられてしまう「常識」たち。
いくつか連載時のタイトルを挙げるだけでも「そうだなぁ」と思わされてしまう。

  • 人の心などわかるはずがない
  • ふたつよいことさてないものよ
  • 言いはじめたのなら話合いを続けよう
  • 100点以外はダメなときがある
  • 説教の効果はその長さと反比例する
  • 男女は強力し合えても理解し合うことは難しい

時々読み返して「そうだなぁ」と思うのがよい本だなぁ。