キーワードから展開する 攻める診断学

薬関係9冊目。
実際は研修医向けであって、薬剤師向けではないが。

キーワードから展開する 攻める診断学(レジデントノート増刊 Vol.14 No.1)

キーワードから展開する 攻める診断学(レジデントノート増刊 Vol.14 No.1)

いくつかの代表的な症状から見逃してはいけない疾患、よくある疾患をピックアップし、鑑別診断を行うために必要な追加の医療面接を解説してある。
医師向けなので何を言っているかちんぷんかんぷんなところもあるが、ドラッグストアで薬剤師業務を行うために必要な部分ではないので華麗にスルー。
オイラに必要なのは患者の言葉として表れたキーワードから見逃してはいけない疾患、よくある疾患を想起して、受診勧奨を行うか、OTCで対応してよいかきちんと区別できるようになること。
そうした観点で書かれてる薬剤師向けの本や記事って実はあんまりない*1ので、こうした研修医向けの本は参考になる。

*1:日経DIプレミアムの「副作用症状のメカニズム」なんかはこれに近い、大変参考になる連載だと思う。