日経DI 11月号

薬関係6冊目。
特集:調剤過誤を起こしたとき
特に目新しいこともなく。
アインの記事は恐らく書いてあることと現実は違うんだろうな。
524店舗もあってどんな小さなことも全て本部で受けて、それを全て全店舗にメール送信してたら凄まじいことになるのは見なくても分かる。ある程度以上のインシデントか、暇な店舗でないと報告しないのが実情だと思われる。
メディカルコスモの日次棚卸は何年か前の日薬学会で発表してたやつだね。
こいつは有用だと思う。ただし、極限の忙しさになると難しいという条件付き。
難しいけど患者がぶちキレまくるリスクよりも誤調剤のリスクマネジメントを優先すれば取り入れる価値はある。


Reportは吸入薬について。
インフルの吸入薬であるリレンザとイナビルについてよく言われるのは、リレンザなら失敗してもあと9回分あるけど、イナビルは失敗すると終了という点があるが、あれは違うと思う。
リレンザは自宅で吸ってもらうので、説明したその瞬間の一発勝負。
イナビルは目の前で吸ってもらって治療完結させることができるので、噴き出しさえしないように徹底して説明できれば、吸入が弱ければ指摘してもう一度吸ってもらえばいいだけなので、失敗してもリトライが可能。
リレンザは機器操作自体も覚えてもらわないといけないが、イナビルは全て薬剤師がやればいいというのも利点で、オイラはイナビルの方が指導も簡単で好きだなー。


もう一つのReportはジェネリック採用についてのアンケート結果。
うちの店舗、改定前は平均以下だったのに4-5月の2ヶ月間で全国でもかなり上位の変更率になってるよ。
そりゃきっつかったのも当然だわー(´Д`;)