日経DI 9月号

nohmin2012-10-29

薬関係31冊目。
業務が地獄状態でちっとも薬関係の読書が進まない。
特集:薬剤師を変えるバイタルサイン。
こういう動きは年々加速していて、きっとここ数年でこの辺りの業務の取り扱いは大きく変わる。
それは分かっているんだけど、諸事情で仕事に関するモチベーションが激しくダウンしている状態でこういう特集を読むのは精神的に辛い。


OTCセレクトガイドは不眠に対する薬。
抗Hisのジフェンヒドラミンは処方薬の転用なのでnp
その他の催眠鎮静成分としてブロムワレリル尿素は効果発現が0.5hr、作用持続が3-4hr。
アリルイソプロピルアセチル尿素は緊張や興奮、イライラ感を抑える。
生薬としては鎮静作用を持つサンソウニン。チモとの併用で脳の興奮を抑える。
カノコソウ(=バレリアン)は睡眠促進、鎮静作用。
パッシフローラは鎮静までの時間を短縮。
ホップは鎮静、利尿、健胃作用。
ニンジンはストレスに対する副腎皮質の強化作用、中枢神経興奮作用による強心・強壮作用に加えて、興奮を静めたり精神を安定させる作用も。
ブクリョウは緊張緩和、心悸亢進などに効果。
漢方薬は加味逍遥散、加味帰脾湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、苓桂甘棗湯など。