日経DI8月号

薬関係28冊目。
書き間違いではなく8月号。
やっぱり昼休みにも読まないと追いつかないわ。
業務中に読む隙なんてほぼ0になってきた。
そんな当店の接客生産性はピーク時で8くらい、一日トータルで見ても3.5〜5はある。p.24の先生によれば「明らかに無理」だ(´Д`;)
3で済んだら明らかに平和で、薬歴どころか予製までサクサクできちゃうw


Reportの調剤ポイント禁止に関する賛否の意見はよくまとまっていた。
こうして読むと日薬の意見は相当苦しいことがよく分かる。
「ポイントの有無で集客を競うべきではない」というのはべき論としてはありだが、それを理由にポイント禁止というのは他業種を見れば明らかに無理筋だし、ゴリ押しすれば独禁法違反になりかねない。
クレジットカードのポイントはOKという不可解な線引きにも「広く日本全国で使える常識的な範囲の還元と薬局ポイントカードでの還元はまったく異なる」と言っているが、クレジットカードのポイントは案外使える範囲が狭く、例えばドラッグユタカなんかが調剤ポイントをつけているツタヤのTポイントの方が余程全国で通用したりするわけだが、あれならOKなのか。
オイラが賛同できる唯一だが相当大きな理由は「たまったポイントに応じて還元するだけの余裕があるのなら国民や保険者に戻すべき」という箇所。これはでかい。これは即ち中医協で「そんな余裕があるのなら調剤点数を引き下げましょう」とやられかねないということ。これがあるから、オイラは調剤ポイント付与ははっきり言って自滅行為だと思っている。もっとも、ポイント還元を行った上に調剤報酬を引き下げられてもポイントによる集客効果の方が高いのであれば、当該店舗にとっては増収増益となるわけで、ポイントをつけられる=余裕があるという図式は成り立たないことになるわけだが。