28年目のハーフタイム 読了
今年61冊目。
- 作者: 金子達仁
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/10/08
- メディア: 文庫
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ドーハの悲劇の後世界の扉を開いていった大きなきっかけを作ったチームだけに、きっとその運営は順調だったのだろうと思いきやとんでもなかった。
オフェンス陣とディフェンス陣、世界を知る者と知らない者、選手と監督…様々な溝がチーム内に横たわり、そしてバラバラになっていったんだね。
もっともそれは、ドーハの悲劇のチームにも存在したのではないかということはラモスさんがしょっちゅう叫んでいたことからも想像できるし、最もはっきりと露呈していたのはドイツW杯のチームだろう。
DFやGKにもマスコミのスポットライトが当たるようになり、選手の多くが海外組で占められるようになった現在の日本代表ではこうした溝は修復されたんだろうか?
南アフリカW杯やロンドン五輪日本代表チームに同様の焦点を当てた本を探して読んでみようかな。