階段途中のビッグ・ノイズ 読了

今年125冊目。

階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)

階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)

とある高校の軽音部が廃部寸前の状況から立ち直り、成長していくいわゆる青春小説。
その場のノリと勢いで突っ走っていく様が爽やかで楽しい。
オイラは残念ながら洋楽の素養が皆無なので曲はさっぱり分からなかったんだけど、それでも楽しい。
ようつべで探せば簡単に聴ける有名どころばっかりのようなので、聴きながら読むとより良さそう。

野球部の言うところの「どんどんぱん」の曲。

へい・ほー・れっつごー!

YA-YA-YA-YA-YA-!

伸太郎の崇拝するKISSのロックンロールオールナイト。

そしてこれがなければこの物語が始まらなかった、啓人を支え続けたバスケット・ケース。
学祭のシーンではあの人もかっこよく大活躍するし、全てのシーンがきれいにラストにつながって、スッキリサッパリした読後感が非常に好印象でした!