図書館戦争 読了

今年121冊目。

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

公序良俗を乱す表現を取り締まるメディア良化法が成立した*1後の日本。
表現の自由を、そして本を守る「図書隊」と、メディア良化法に基づいて本の検閲を行う「メディア良化委員会」やＰＴＡ団体「子供の健全な成長を考える会」との戦いの日々を描いた一冊。
有川さんらしい強気でまっすぐな女の子が気持ちよく駆け回る元気で楽しい作品。
脇を固めるキャラクター達もみんな個性的で活き活きと活躍しております。
読むにはなかなかボリューミィだったけど、とっても面白かったです。
全６巻。頑張れ「熊殺し」笠原！

*1:東京都において似たような条例が可決されておりますが、本書の執筆の方が条例よりも先なので、それを念頭に置いた批判作ではない。