17歳だった! 読了

今年113冊目。

十七歳だった! (集英社文庫)

十七歳だった! (集英社文庫)

我々より20年ほど上の人々の高校時代*1をつづったエッセイ。
時代背景は違えど共感できる部分も多く、面白い。
確かに中学・高校時代ってなんだか別格のまぶしさがあったよなーと思う。
僕もそんな年になってしまったわけだね(´Д`;)

*1:我々が中学・高校の頃ってのはWindows95発売でPCが一般に急速に普及して、ポケベル→PHS→携帯の一般普及もあって情報・コミュニケーションの世界が一変した時代。だから我々を境界にして上の世代と下の世代ってのは少年時代の感覚がまた随分変わっていることと思う。ちなみに我々が高校生になった頃から少しずつ週休二日制が入ってきているので、ちょうど我々より下の世代がいわゆる「ゆとり」世代。
あと中学・高校の頃っていうと社会問題になる事件がいくつも発生して、オウムがやらかしたり、阪神大震災があったり、酒鬼薔薇君がやらかしたり。スポーツ系ではサッカー五輪代表がマイアミの奇跡を、フル代表がジョホールバルの歓喜を達成したり、松坂大輔のいた横浜学園が甲子園でPL学園と延長17回の死闘を演じたり、決勝でノーヒットノーランを達成したのが真っ先に思い浮かぶ。