塩の街 読了

今年88冊目。

塩の街 (角川文庫)

塩の街 (角川文庫)

有川浩デビュー作。
周囲の評判通り面白かったよ。
真奈ちゃんにしろ野坂さんにしろ、デビュー作にして既に有川さんの女性像がしっかり出ているというか。
面白かったけど、甘いなー。
これまでに有川さんの作品は「キケン」「フリーター 家を買う」「ストーリーセラー」「空の中」と読んだわけですが、中でも*1断トツに甘い(*´ー`*)
特に「塩の街、その後」のショートショートの部分にくると、次から次へと甘い短編が繰り返されるので、ケーキを食べすぎたような印象に。
「甘いのが有川作品だ、各種甘いの取り揃えておりますよ」とは有川さんファンの妻ちゃんの弁。

*1:前2つはほとんど甘味成分はないわけだが。