藁の盾 読了

今年41冊目。

藁の楯 (講談社文庫)

藁の楯 (講談社文庫)

二人の少女を惨殺した殺人鬼の命に十億の値がついた。いつ、どこで、誰が襲ってくるか予測のつかない中、福岡から東京までの移送を命じられた五人の警察官。命を懸けて「人間の屑」の楯となることにどんな意味があるのか?警察官としての任務、人としての正義。その狭間で男たちは別々の道を歩き出す。
「BOOK」データベースより

「生きる価値のない男」を守る。
命を懸けて。

「人間の屑」の楯になることを拒否した警察官たちが直面する絶望の果ての最悪とは!?
緊迫のエンターテイメント!

という帯のあおりの通りの内容だった。
ほんとにこの状況に放り込まれたらマジでやってられないよな。
オイラなら誰になるだろうか?
最初に逮捕される警察官?警備隊?銘苅?白岩?神箸?関谷?それとも由里?
いやー、きっと奥村かな?
きっと多くの人間はこの状況に置かれたとき、登場人物のいずれかと同様のふるまいをする。
三省堂のポップにも書かれていたけど、是非映画化してほしい作品。
著者自身が映画監督なんだから、がんばって作って欲しいところ。