神様のパラドックス 読了
今年34冊目。
- 作者: 機本伸司
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: 文庫
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では「(唯一)神の定義」とは?
なぜかいきなりアメリカ国防総省と空戦になってカミカゼやらかそうとしたりとか展開がダッシュ過ぎたり、随所に中二病的な感じがしたりとか気になる点が多々あって絶賛はできないが、考えるテーマとしては面白い。
神様は、どこから来て、どこへ行く。
オイラは唯一神なんてものは信じてなくて、日本的な八百万の神だとか、ギリシャ神話の人間臭い神様の方が好きなんだけど、彼らを軸に据えて本作を構成しなおすとまた違った構成になるんだろうね。
個人的には、終盤でフライデイにもっと活躍してほしかった。
エピローグでの小佐薙さんから直美ちゃんへの激励はよかった。しっかり物語が締まった感じがした。頑張れ直美ちゃん。