薬局 2月号 読了
今年15冊目。薬関係9冊目。
- 出版社/メーカー: 南山堂
- 発売日: 2011/01/31
- メディア: 雑誌
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ステロイドを中心に喘息とアトピー、その他疾患も少々詰め込んだお買い得特集。
喘息については「症状0」を目標に、とにもかくにも適切な量のステロイドの吸入を継続すること。
アトピーについては保湿が第一、そしてこれまた適切な量のステロイドをきちんと塗布すること。
どちらもくどいほど繰り返される原則だけれども、実際これがなかなかできない。
アトピーのステロイドからの離脱方法としてreactive treatmentは普通にやってたけども、予防的間欠的にステロイドやプロトピックを用いるproactive treatmentなんてのもあるんだね。
良さそうだけど、これを実施できる親ってどれくらいいるんだ?相当難しそう…。
また、夏場に汗をかいて悪化するアトピーに対して、ステロイドが2×で出ていたら、きちんと2×でシャワーも浴びる。
すなわちステロイド(及び保湿剤)は常に入浴後に塗布する方が効果的、というのも理解はできるけど実施は難しいのかも。
番外編だが、苦いことで有名なプレドニゾロン散の内服には、ポカリスエットで服用するのがかなり良いというのは初耳。覚えておこう。