アリアドネの弾丸 読了

今年82冊目。

アリアドネの弾丸

アリアドネの弾丸

いつもながら田口・白鳥シリーズはスイスイスイスイと話が進んで読みやすい。
我らが田口大先生は、出世なされても相変わらず翻弄され続ける間に周りで事件が進展していく。
そしてこのシリーズ恒例のAIを使った解決策、今回はちょっと違った視点から活用されていてホホーっと思わされてしまった。
実際問題そういう微調節が利くかどうかはともかくとして、そこはフィクションだから良しとする。
いよいよ色んな脇道の物語が終息してきて大詰めの感を迎えていますが、その一方でまだまだ続くと思わされる伏線がいっぱい。
続編を楽しみに待つなう。