ナスカの壺 読了

今年７３冊目。

ナスカの壷　ペルーからの手紙 単行本

ペルー行の前に予習シリーズその２。
父を亡くした筆者が、その父が生前いちばん好きだったというペルーに魅せられ、ペルーに暮らし、旅をして、多くの友人と出会っていく手記。
普通のガイドブックのような旅行者視点ではなく、また写真集のような傍観者でもなく、日本人の手記でありながら現地人の感覚も漂わせる、微妙な空気を感じさせてくれます。
あくまでも一人の手記なのでこれだけを信頼して「ペルーってこんな国！」とするわけにはいきませんが、なんだか安心して旅立つにはよかったのではないでしょうか。