なぜ日本人は落合博満が嫌いか? 読了
今年62冊目。
- 作者: テリー伊藤
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/05/10
- メディア: 新書
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自分が正しいと思ったことは、どんな軋轢が生まれようとも主張する人間。
周囲との折り合いや前例なんか気にせず、信念を貫く人間。
常に有言実行、保険もかけず、退路も断って、勝利を目指す人間。
そういう人間がいないことが日本の活力を低下させているのだ。そういう人間が、この国には必要なのだ。
つまり、いま、日本人にいちばん必要なのは「落合力」なのである。
p.111
そうだな、こういう人間は嫌われるんだよな。
出る杭は打たれるのがこの国の常だよ。
よく分かるよ。
落合には結果が伴っているからまだ良い。
オイラみたいに半端な落合力を持っていると、結果が伴わないケースも多くて軋轢だけ残したりとかね。
テリーは上記箇所において「落合力」なるものをさらっと簡単に書いているが、退路を断った後、勝利を勝ち取るまでやり続ける信念、まさにその「信念を貫く」力が最も大切なのだ。