プリンシプルのない日本 読了
今年32冊目。
- 作者: 白洲次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
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日本人も維新前までは、とてもはっきりしてたらしいな。昔の武士の一番大切なことは、それだったらしいな。この頃は何か知らないけど、「まあまあ」とか「とにかく黙って」だよ。死んだふりをしてろというんだな。ダメだよ。死んだふりをしてたって生きてるんだから、いつか起上がって来るよ。
p.262
んだんだ。
ダメだよなー「とにかく黙って」は。
問題の先送りにしかなってない。
それはともかく、NHKのドラマで見たときも思ったけど、次郎さんの芯の強さってすごいよな。
そのプリンシプルでもって先を見通して、自分のプリンシプルに従って考えて、行動する。
それで周りからどれだけ反感を買っても、自分を信じて突き進む。
ここまでならオイラでもできるかもしれないけど、この生き方で大成しちゃうんだからほんとにすごい。
結果から見たらありふれた言葉だけど、並じゃない。
オイラには次郎さんが輝いてみえます☆