密教の本 読了
今年23冊目。
密教の本―驚くべき秘儀・修法の世界 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 1)
- 作者: 神代 康隆,金澤 友哉,不二 龍彦,豊島 泰国
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 1992/01/10
- メディア: ムック
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読めば読むほど怪しいよ!
一体伯父さんは何を求めてこの本を買ったのか(´Д`;)
他人の迷惑や、事故にならぬよう、火のもとに十分な注意をはらい、不動護摩の基本修法にのっとって真剣に祈願するときに、護摩は強い効力を発揮する。
大威徳明王護摩による調伏法は、不動護摩によるものより格段の強い効果があるとされる。
調伏の為の炉の形は三角形であるから、三角の炉の護摩壇によって修法を行うことになる。
衣の色は怒りと血、炎を表す黒っぽい赤を用いる。
そして不動護摩と同じ修法を、大威徳明王を本尊として一週間行う。
この護摩修法の際、不動護摩の本尊壇では108の煩悩を象徴する、108の乳木を投げ入れたが、そのかわりに怨敵を象徴する名前を書き入れた人形を108つ投げ入れて大威徳明王の真言と印のもと、跡も残らぬほどに焼きつくすのである。
こうして怨敵は調伏され、狂い死ぬか病死するか、はたまた偶然による突然の死が訪れるのである。
なお、しかたなくこうした調伏の護摩祈祷を行い、成功したあかつきには、必ず不動明王に対して懺悔の護摩を執り行わなければならない。
pp.132-133
…まー、最も怪しくみえる部分を抜き出してきたオイラもどうかと思いますが。
密教を介した仏教と神道の関係とか歴史的権力者と密教の関係とか色々書いてますよ。
仏尊図鑑とか寺院ガイドもついていて雑学の補充には良いのかもしれません。