薬局1月号 読了
もうすぐ2月が終わるよ…
今年12冊目、薬くさいのは8冊目。
- 出版社/メーカー: 南山堂
- 発売日: 2009/12/28
- メディア: 雑誌
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今の店舗では抗精神病薬は一週間に数人に渡すだけなのでだいぶ知識が抜けてきてるなー。
たっぷり復習+補強になりました。
特に印象に残ったのはp.58の「グルコーススイング」とp.77の「良薬口に心地よし」
HTでは脈圧が大きいことが予後に悪影響を及ぼすということはよく聞くけど、DMでも似たような概念があるのね。
同じHbA1cでも空腹時血糖値と食後血糖値の差「グルコース・スイング」が大きい方が心血管イベントのリスクが増大するらしい。当然低血糖のリスクも増大する。
「良薬口に心地よし」は本文をそのまま引用するが、確かに服薬指導に使えそうだし、考え方としてももっともだなぁと思う。
「良薬口に苦し」ということわざは、病気をよくするためだから無理にでも薬はのみなさいというコンプライアンスの考え方であり、病状が安定した維持治療の段階で、継続して服用させることは困難である。アドヒアランスの観点からは「良薬口に心地よし、のみやすい薬だからのみ続けましょう」と言い換えたい。
p.76-77