へんなほうりつ 読了
今年11冊目。
- 作者: のり・たまみ
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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病原菌を持っているいないにかかわらず、州内のどの場所でも、人々の健康と繁栄のために、蚊は駆除されるべきである。蚊は住民の健康と幸せを脅かすものであるから、蚊の繁殖する場所は迷惑な場所と認められる。行政区画ごとに蚊の退治を企てるべきである。
p.27
カッコ(゚∀゚)イイ!
病原菌の有無にかかわらず、住民の健康と幸せを脅かす存在!
法律の文面にセンスと勢いを感じるよね。
窃盗初犯は右手首切断。再犯は左足首切断。三犯以降は終身刑。<パキスタン刑法9条>
【解説】
「罪を憎んで、人を憎まず」と言いますが、イスラム諸国での意味は「人は悪くない、罪を犯す手が悪いのだ」ということ。
決して「君は悪くないんだよ」というような甘い話ではありません。
p.123
(((゚д゚)))
「変な判決」で有名なオハイオ州のチコネッティ判事。たとえば、こんな判決を下しています。
「警官を"豚"と呼んだ男に、豚小屋で暮らす刑」や「ステレオで大音量の騒音を出した男に、森の中でクラシック音楽を聞いて静かに過ごす刑」などなど。
(中略)
「犬を虐待した男に、180日の懲役の代わりに、パトロール犬のコスプレをして学校を巡回させる」という判決を出しました。
「ただ罰するだけでなく、何をそこから学ぶかが大事だ」という信念を持つ現代の大岡越前。実際に、この判事が判決を下した被告の再犯率は低いそうです。
p.101
罰ゲーム!
…遊戯王を思い出したよ。