薬局11月号 読了

今年64冊目、薬くさいの37冊目。

薬局 2009年 11月号 [雑誌]

今号はなかなか興味深いテーマだったよね。
「科学的」アプローチというのは西洋医学者のおごりを感じなくはないけども、西洋医学中心で動いている現状においてこういう試みはもっと進められてもいいように思う。
漢方をちょっとかじるといつも感じるのは、無理解に漢方を処方してくるDr.の処方意図と、実際に処方された漢方薬との食い違いが服薬指導をしにくくしてしまう面があるというジレンマ。
２回目以降に受診した際も、服用した結果どうなったのかを聴取して、それに沿ったアドバイスをしようにもDr.の処方意図の方向とズレが出てきてしまうケース。
こういうズレを是正するにはもっと疑義照会がしやすい環境が必要なんだけど、FAX疑義照会しか受け付けてくれない*1門前病院さんの体質が改善されない限り難しいなぁ。

*1:＝疑義照会に３０分も患者さんを待たせることになる…