A6ノートで思考を地図化しなさい 読了

今年18冊目。

プザンの元祖マインドマップテキストを読んだものの、日常的に使うにはちょっと…という点を多く感じる人は多いと思う。
そんな中の一人が日本のビジネスユースに使えるようにマインドマップを単純化したシンプルマップを紹介した本。
先に読み終わっていた「情報は一冊のノートにまとめなさい」と同じA6ノートを推奨しており、オイラの手帳との相性が良さそうなので読んでみた。
本書では特にコンテンツビジネスのPDCがうまく回るようにマインドマップを定式化するという試みを紹介している。
マインドマップを単純化するという点では既にオイラも自分の手帳で何度か実践済みだけど、マインドマップを定式化するってのは考えなかったことだったな。
この定式化によってマインドマップ最大の特徴である思考の広がりはある程度制限されるものの、手帳という限られたスペースで、ビジネスに求められる短時間でのアイデア具現化が行いやすくなっている点は試してみる価値がありそう。
また読書マップを作成する定型や、さらに応用して10年先、3年先、そして年間スケジュールや明日の時間割といった(元祖マインドマップが苦手とする)時間管理まで行ってみようという試みも紹介されている。
時間割を作成するほど変化に富んだ業務は行ってないけれど、読書マップは近いうちに取り組んでみるべきかな。
ただこの場合はオイラの読書ペースからいって、先に読んだ「読書は一冊のノートにまとめなさい」のねぎま式の方が相性がいいような気もするな。