名市大卒後講座2

nohmin2008-10-19

1コマ目。
アレルギー疾患−薬物療法の進歩−
あいち小児保健医療総合センター アレルギー科 医長  伊藤 浩明 先生
小児気管支喘息のお話と、zzz...


ENEOS(゚∀゚)!!


ゴメンナサイ…。
喘息用ネブライザは一般用ネブライザより噴霧粒子径が小さく、肺まで粒子が到達するように設計されている。
従って蒸留水や水道水を吸入すると浸透圧が足りず、ほぼ100%むせるという話はそういえば昔聞いたことがあったな。
また同様の理由から吸入液には無菌性が求められるため、たとえ浸透圧の条件をクリアした生食であったとしても、手作りして保湿目的で吸入することは勧められないとのこと。
保湿目的で吸入したければ一般用ネブライザを使えってことね。


慢性咳嗽には咽頭アレルギーと咳喘息があり、それぞれ花粉症に準じて抗His治療、喘息に準じてステロイド治療を行うわけだが、臨床の現場で両者を区別することは難しく、実際には2〜3w使ってみて有効だった治療を継続するという診断的治療を用いる、というのもいつだったかの朝の会で調べたなぁ。

2コマ目。
黄斑部疾患−最近の治療−
名古屋大学大学院医学系研究科 頭頸部・感覚器外科学講座 眼科学 教授  寺崎 浩子 先生
こちらはがっつり起きてましたよ。
黄斑の解剖学的なお話から始まり、黄斑円孔、黄斑剥離、硝子体網膜牽引症候群、加齢黄斑変性などを分かりやすい実際の写真で説明してくれました。
中でも手術に関しては動画で見せてもらうことができ、黄斑移動術の動画なんかはド迫力でした。
大変興味深い講演でしたよ。