2007-02-15 ガバペン勉強会 薬日記 これまでの抗てんかん剤と違い、α2δサブユニットを通じてCaチャネルをブロックする*1ことで興奮系を抑制し、それに加えてGABA受容体を通じて抑制系を増強する作用も有する。 上記の作用は他剤が持っていないものであるため、他剤との併用が合理的かつ有効なものとなる。 800mg/回を越える量を服用しても吸収系が飽和するため中毒症状を発現しない。 したがって安全性が高く、たとえ49g/回を服用しても死なない。 症候性てんかんの予防や神経因性疼痛にも有効(適応外) 単剤での治療も有効(適応外) *1:以前の薬剤はNaチャネルをブロックする