Un carnet s'il vous plaît.

さてホテルはコンコルドラファイエット*1
一通りの説明を受けてお部屋に入ったのが午後5時半ごろ。
夕食のグルメクーポン*2を購入したので、エレガントな服装に着替えて*3地下鉄へ。
こちらでは地下鉄に乗る場合、回数券で乗ったほうがかなり割引が利くとのことなので、教えてもらった即席フランス語で奥様が回数券を購入。

Un carnet s'il vous plaît.
地下鉄の回数券を1組くださいな。

ちなみにこちらの地下鉄は1号線*4を中心にスリに気をつけること、切符は入場時に改札を通したら後は用済みであることが日本との違いですかね。


…などと言ってるそばから私のかばんに手を突っ込まれましたよ(・_・;)
とっさに気づいた奥様のおかげで被害はありませんでしたがね。
おかげで私はその後、人の多いところでは常にかばんを前にしょってました。


(スリにとっての)ドル箱路線とも言われる1号線を延々30分、Gare de Lyon駅まで乗っていくとレストランLe Train Blueに到着。
前菜にヱスカルゴ様がお出ましになりましたよ!
お味のほうは苦味のないサザエみたいな感じでわりと食べやすい。
っていうか、味付けに使ったガーリックオニオンの方が味が強い。
その後は疲労のためかワインで泥酔し、いつの間にかフラフラになって眠気と戦いながらホテルに帰って即バタンQだった模様。
奥様呆れ顔。

*1:見た目は大変立派ですが、お部屋のほうはまぁいたって普通な感じでした。HPはこちら

*2:「現地のメニューを見ても理解できねぇよバーヤバーヤ!」という人のためにJTBが用意しているクーポン。これを店で見せるだけで指定のコース料理を出してくれる。ただしコース料理だけあってお高くつく。例えばこの日のLe Train Blueの場合ファーストクラスに分類され、お一人様80ユーロ。ちなみに1ユーロは140円強。

*3:目的地のLe Train Blueがファーストクラスに分類されているため。一般に欧州の国々ではそこそこのレストランへ行く場合は男性には正装が求められる。女性は男性ほどきっちりしなくてもよいらしい。

*4:名古屋でいう東山線みたいなもの