子宮内膜症に抗アレルギー薬

今日読売ON-LINEで見つけたニュース*1なのだが、子宮内膜症では、患部において有意に肥満細胞が多いらしい。
そこで子宮内膜症を、メカニズムは不明であるが「卵管を通って月経血が逆流し、アレルギーを起こしているのではないか」と考え、ロイコトリエン拮抗薬を投与したところ症状が改善したという。
もう少し大規模に試験を行い、このことが実証されれば、かなり多くの女性が恩恵を受けることが出来ると思われる。
ロイコトリエン拮抗薬といえばオノンやシングレアがあるが、どちらも小児に対してでも広く使われ、割と安全な薬というイメージがある。
がんばって研究を続けてほしいものだ。

*1:長い記事なので引用は割愛