シカマル秘伝 ★★★★☆

今年25冊目。

「これからはもうめんどくせーなんて言えないな」
「少しくらいならいいさ。アンタが本当に動かなくなる前に、私がまた頬っぺた張り飛ばしてやるから」
「あぁ、そうだな……」
名前はなににしようか?
「めんどくせー」
(p.222)

ナルトの最終決戦から最終回までの間のお話。
何冊か出てるシリーズのうち、今回はシカマルが主役。
ナルトのテーマになってる「なぜ争いはなくならないか」とか「次世代を育むこと」なんてことを上手にからめているし、何気にサイといのの関係のきっかけにも触れているし、上手に書いてる。
独裁者のカリスマ性を忍術と絡めたというのもお上手でした。
しかしほんと、シカマル優遇されてるよなー。